2007-04-25

ミセスドール

髪を撫でるしぐさも
頬をなぞる指先
忘れる事はないから
永遠の愛より深い悲しみを・・・

あれから何年の月日が流れたのだろう
苦しい事は二人で分け合っていた
君との思い出は胸が躍る事ばかり
今はジレンマが邪魔をして

窓から見える雨に夢うつつ誘われて
今夜はこのままでいい
夢見て眠り続けよう
かけがえのない君に贈る深い悲しみは
想像もつかない程に暗く重い

ベットで探す右手
手のひら重ね合わせ
最後の夜はいつもより強く抱き締めた

髪を撫でるしぐさも
頬をなぞる指先
忘れる事はないから
永遠の愛より深い悲しみを・・・
さよなら愛しき人よ
僕の罪を許して
数えきれない夜を
君と過ごせて幸せだった

最後の夜と知らず
無邪気に笑う君が時々見せる真顔に
揺らぐ気持ち見抜かれそうで

暗い空に星が浮かんで
青い月と重なって
涙 キラメく 星屑になった

僕の代わりになればいいとかすんだ声で呟いて
君の隣に置いたミセスドール

別れを告げる汽笛が
音を起てた瞬間
抑えていた感情が
頬に涙を降らせた

今までの二人の愛は
やがて海を越えるでしょうそれがこの部屋に届く時
君の声が響き渡るだろう

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